,こんにちは!izuru00です^^
本日も当ブログに起こしいただきありがとうございます!!
前回の記事では、インドのアガスティアの葉について書きました。
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インドってどういう国
インドを観光するさいは2つの地域に分かれます。
※上が北インド、下が南インドです。
【北インド】
インドの首都デリーが空の玄関口です。観光地が多いのが特徴で、有名な「タージ・マハル」も北インドにあります。ガンジス川にはいれる「バラナシ」という町も北インドです。
観光するなら北インドと言われるぐらいに、メジャーな地域です。
ただ、その分旅行者狙いの詐欺が多発しています。北インドの詐欺は身ぐるみ剥がされてもおかしくないぐらい、本当に「エグイ」ものばかりです。
【南インド】
南インドの空の玄関口は「チェンナイ」という都市です。観光名所も北インドに比べるとすくなく、一般の旅行者はほとんど南インドにくることはありません。ですが、私の旅の目的である「アガスティアの葉」は南インドの方が盛んです。
旅行者があまり来ない分、北インドに比べると詐欺は軽いものが多いと聞きます。北より南の方が人柄も温かいと聞きます。(それでも詐欺はあります)
人生初のインドでのひとり旅
インドに行く目的は「アガスティアの葉」を探しにいくことでしたが、せっかくインドというなかないいけない国に行くので観光もしたい!!
ということで、下記日程で観光も組みました^^
2016年2月10日(水)13時にインド到着 カンチープラム観
2月11日(木)アガスティアの館へ
2月12日(金)1日観光
2月13日(土)昼にはインドを出る
1日目、インドに到着!
やってきました!!南インドです^^
チェンナイ国際空港はちょっとさびれた感じの静かな空港でした。それだけ観光客も来ないんでしょうね。
ここからまずは、アガスティアの館がある「カーンチプラム」という町まで電車で行く予定です。
幸い電車は、チェンナイ空港から歩いて10分くらいのところに「ティルスラム駅」という駅があります。
ここから電車に乗り、1回乗り換えて2時間30分ほどで「カーンチプラム」につく予定です。
しかし、
私はバカでした・・・・・・・。
空港からついてきたおじさんが
「カーンチプラムに行きたいの?僕も途中まで一緒だから案内してあげるよ」
と、言ってきたんです。
異国で親切にしてくれる人は、まず疑え!!
とわかっていた私ですが、慣れない土地・慣れない言葉で親切にしてくれる人には頼ってしまいました。
結局、一緒に電車に乗り、なぜか途中でバスに乗り換えました。
私:「カーンチプラムに行くなら電車のままですよ」
おじさん:「電車はわかりづらいからね。バスの方が分かりやすいよ」
私:(なるほど)
そうして、おじさんについていきたどり着いた先は
ビーチでした。
WHY????????
私:「なんでビーチに来たんですか?」
おじさん:「僕がビーチに来たかったからね。君も観光したかっただろ」
私:「いや、私は今日中にカーンチプラムにつきたいんで!!」
おじさん:「カーンチプラムなんてここからすぐだよ!ビーチを楽しもぜ♪」
イラッ
観光っていっても連れていかれたビーチは本当に海しかないですし、しかもインドの海は波が高くて泳ぐこともできません。さらに、海では物乞いにつきまとわれ、とても観光という気分でも場所でもありませんでしたorz
さすがの私も切れて、
「私は「カーンチプラム」に行きたいんです!!」
というと、
「君はカーンチプラム、カーンチプラム、
カーンチプラム、そればっかだな!!」
と負けじとおじさんも切れてきました。
私は、はじめっから「カーンチプラム」に
行くしか言ってないからね!!
とちょっと情けなくて、このままカーンチプラムにつけないんじゃと思うとちょっと泣けてきました。
さすがにおじさんも悪かったと思ったのか、
カーンチプラムへの行き方を一緒に探してくれました。
あれ???
あなたカーンチプラムの場所知ってるっていいましたよね???
なんと、このおじさん。カーンチプラムの場所なんて微塵も知らなかったんです。
マジかいい((笑))
迷子の始まり(^O^)/!
さて、大人二人(正確には私だけ)で迷子という楽しい状況です。
本当はおじさんと別れて、一人で電車に乗りたかったのですが、
バスで連れてこられたため近くに駅がありません。
しかも、バスの中は全て「タミル語」で書かれていますので一切私には読むことができないんですorz
すごく悔しいですが、結局はおじさん頼みなんです。
お金はどれだけでも払うからタクシーでカーンチプラムに連れていってもらえないか、頼みましたが、
おじさん:「カーンチプラムはすごく遠い。行きたがる人はいないだろう」
カーンチプラムってすぐだよ!!って言ってたよね??
どれだけ騙してんの!!!??
おじさんを信じられない私はタクシーをつかまえましたが、
みんな「遠いからヤダ」。
おじさん、なんでこんな時だけ真実を言うの???
結局、「コヤンベドウ」という町からカーンチプラムへ直通で行けるバスがあるとわかり、「コヤンベドウ」へ。
参考までに私とおじさんが通ったルートです。
①青い線が「チェンナイ国際空港」⇒ビーチへ行くために通ったと思われるルート(所用時間2時間)
②赤い線が「ビーチ」⇒「コヤンベドウ」へのバスルート(所用時間2時間)
③緑の線が「コヤンベドウ」⇒「カーンチプラム」へのバススーと(所用時間3時間30分)
ちょ、「コヤンベドウ」が始まりの「チェンナイ国際空港」からのが近いんですけどww
ちなみに、「コヤンベドウ」へ着いたのは、19時20分。
「チェンナイ国際空港」についたのが13時だったので、6時間30分近く、私は見知らぬおじさんと一緒にいたことになります。
英語があまり話せないから会話のネタもつき、なおかつ騙されて連れまわされたこともあってツライ・・・。
それでも、おじさんは最後まで「コヤンベドウ」まで案内してくれたので基本的には良い人だったんだなぁと、思ってます。ありがとう、おじさん!
私も、もう見知らぬ人にはついていかないよ!
カーンチプラム到着
おじさんとは、「コヤンベドウ」で別れ、ついにカーンチプラムへ到着。
長い・・・長い・・・一日でした。
カーンチプラムについたのは午後23時・・・・。私の予定では16時にはカーンチプラムについて観光しているはずなのに、どうしてこうなった。
いや、わかってます。全部私のせいです。
後は宿を探して、泊まるだけです。
幸いにも、バス停から私が泊まる宿は歩いて10分以内にあるようです。
声をかけてくるインド人を無視してひたすら宿がある通りを歩く私。
そして、通りを歩き終わった後思うんです。
「宿がない!!!!!!」
歩いてきた通りに、間違いなくあるはずの宿がないんです。
道は間違えていません。
もう私は半泣きで旅行会社に伝えました。
宿は自分で手配したのですが、明日のアガスティアの館へ行くのに旅行会社の人が送迎してくれるので、私が宿についていないと向こうも困ってしまうからです。
私:「すみません。今日泊まるはずの宿がないんです」
旅行会社:「落ち着いてください!タクシーをつかまえて宿の名前を伝えて連れていってもらえばいいんです」
なるほど!!その手があったか!
HEY!タクシー!!!
タクシーの運ちゃん:「こんな宿知らないなぁ~」
な・ぜ・だ!!
タクシーの運ちゃんですら知らない宿、地図も見せて住所も渡したのに・・・・
結局、タクシーの運ちゃんは仲間だという男性グループをつかまえて、この場所を知らないか?と聞いて回ってくれました。
答えは、「誰もこんな宿知らない」
どうして・・・・。インドについたばかりでしたが散々な一日です。
見知らぬインド人に連れまわされ、バスで3時間30分も揺られてきたカーンチプラムでは宿が存在しない。
なんだ。このインドという国は・・・。
タクシーの運ちゃん:「とりあえず、このへんを走らせてみよう」
と、タクシーを走らせてはくれましたが・・・・・
運ちゃん、運ちゃん、
タクシーの後ろに、さっきあなたが声をかけた男性のグループ5人組がついてきてますが???
タクシーの運ちゃん:「ああ、彼らは僕の仲間だから大丈夫だよ」
いえ、いえ、私はあなた一人がいれば十分ですので、彼らはいりませんよ。
タクシーの運ちゃん:「大丈夫だよ、彼らは仲間だからね」
なにが大丈夫なのか??
タクシーに乗り、後ろにはバイク5台がついてくる異様な光景にもう、私はなすすべがありませんでした。
午後23時40分。
全然宿は見つかりません。そこで運ちゃんが言います。
タクシーの運ちゃん:「そういえば宿じゃないけど、ここにはレストランがあるなぁ。ちょっと聞いてみようか」
運ちゃんの提案で、レストランへ行くことに。
なんと、そこには私の名前で宿の予約が入っていたんです!!!!
宿の名前とレストランの名前違いますが?????
※後日判明したことですが、私が泊まる予定の宿は、大手レストランチェーン会社へ買収されてしまったようです。
そのレストランチェーンがそのまま宿も経営することにしたようです。
でも、無事(?)に宿が見つかってよかったです。
運ちゃんにお礼を言い、宿に入ろうとしたところ・・・・・
「1$くれ」
あのついてくるだけで、何もしなかった5人組が口々に「1$くれ」と言い出しました。
曰く、宿を一緒に探した。見つかった。御礼。
とのことです。
何をいっているんだ、コイツラは・・・・
私:「おじさん、彼らなんか1$くれとかいってるんだけど、私断ったけど仲間だから大丈夫っていったよね??」
タクシーの運ちゃん:「上げてあげてよ。」
マジかい!!!!???
本日何度めになったか分かない叫びを上げました。
もう、疲れ切っていたので結局1$ずつ渡してしまいました。
インドってすごいところだなぁ~って思い、ベッドに突っ伏していたところ、控えめなノックの音が聞こえます。
私:(ああ。ホテルの人かな)
扉をあけると、やっぱりホテルの人でした。
ホテルの人:「お友達が来てるよ」
さっき別れたはずの5人組の一人:「NO!BYE-BYE!!」
結局、彼はそのまま宿の人に連れていかれました。
この時点で0時。ついに日付をまたいでしまったようです。
なんだかいろいろな事が起きて、頭が混乱していますが、
驚くべきは、これがインドに着いてまだ初日なんです((笑))
1日目にして(しかもインドに着いたのは13時なので実質半日)、すごく濃い体験をさせてもらいました((笑))
インドすごい!!!!
まだまだ私のインドの旅は続きます!
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